未経験から、モノづくりの世界へ。
木材加工のプロとして、後進の育成を担う。
M. N.さん 中途 2012年入社
長谷川萬治商店 建材事業本部 コンポーネント事業部
経歴:木材製造未経験で中途入社。ロジティクス部門を経験後、木材製造部門に
HASEMANに入社した理由
前職は転勤が多かったので、転勤がない工場勤務の仕事を探していました。そのとき、HASEMANの「転勤なし、フォークリフト免許保有者優遇」という求人に目がとまりました。当時、就職に有利になると思い、フォークリフト免許を取得したばかりで、前職では重量物を運ぶ仕事をしていたこともあり、応募しました。
製造の仕事について
主な業務は、HASEMANの館林工場で木材を加工し、梱包して出荷担当者に引き渡すことです。他に、カットした木材を組み立てて床や壁などのパネルを製造する業務もあります。
入社当初は、ロジスティクス部門で、フォークリフトで加工した木材などを運び、梱包して出荷する業務をしていました。
その後、機械オペレーターとして木材加工を行なう部門に配属され、3年前からは新しく入社した社員の育成や、機械の稼働にロスが出ないための調整や、作業が滞っているところのフォローなど、周囲の指導や管理業務を行なっています。
製造の仕事で苦労したこと
木材や製造に関する知識がなかったので、覚えることは多かったですね。常時使用する木材の種類だけでも10種類以上あり、それ以外も含めて、全て覚えるのに1か月ぐらいは掛かりました。あとは、見た目は軽やかなイメージのある木材ですが、実際は想像以上に重たくてビックリしました。
未経験からの仕事の覚え方
工場では機械を扱い木材を加工しますので、ちょっとした油断が怪我や事故につながりかねません。そのため、まずは徹底して安全に関する知識や対策を学びます。
その後は、各部門でどんな仕事をしているのかを教えてもらったり、木材に関する知識を学んだり、徐々に加工機械の操作を学んでいく流れです。加工機械にはさまざまな種類があり、いっぺんに全ては覚えられません。ひとつの機械について、操作はもちろん、トラブル時の対応など人に教えることが出来るようになるまで、おおよそ3年程度の時間を掛けて習得していきます。
機械の管理やトラブル対応について
毎朝の定期チェックと週2回のメンテナンス時間を設け、機械保全に努めてはおりますが、それでも、機械自体が停止したり、自動印字されるものが印字されなかったり……様々なトラブルが発生します。
その際は、まずは安全第一で、機械の電源を切り完全に動作が停止したことを確認してから、機械オペレーターに対処してもらいます。
それでも対処しきれない場合には、メーカーの方に依頼して対応しています。
職場環境について
私は中途入社なので同期はいないのですが、職場には趣味が合うメンバーもいて、休憩時間は話が弾みます。海外出身のメンバーともよく話しています。
働き方について
製造の仕事は原則日勤と夜勤のシフト制ですが、私の働いている部署では、シフトが日勤から夜勤に変わることは、ほとんどありません。
他の部門も含めると、館林事業所全体で日勤の時間帯に働いているのは70名程度です。
私は、機械を扱い管理する仕事なので、身体的な負担は少なく、長く働ける環境だと思います。
年間の繁忙としては、梅雨の時期は家を建てる人が少ないからなのか比較的落ち着いていますが、年末に近づくにつれて忙しくなります。住宅業界の特徴かもしれませんが、月によって変動がありますね。
今後の目標
まだオペレーションを習得していない加工機械があるので、同僚に教えてもらいながら、操作の習得に努めています。
また、工場にはさまざまな木材の在庫がありますが、すぐ使うものもあればしばらく使わなかったものもあるので、在庫の効率的な管理は課題です。社長は「モノよりもスペースに価値がある」とよく言っており、どのように価値のあるスペースを作っていけるか、よく考えています。そうすれば、もっと生産効率を上げられるはずです。
あとは、生産スケジュールを組み立てられる人材を育てることが課題ですね。今は後進を育成しているところです。
ある1日の流れ
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08:00
始業・業務開始
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10:00
15分休憩
木材加工オペレーターの育成 -
12:00
昼休み
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13:00
材料の準備・管理
生産スケジュールの確認 -
15:00
15分休憩
進捗を確認して作業フォロー -
17:30
終業